日記

April 04, 2005

畑を耕しじゃがいもを植え、マキを洗う

クロッカス 昨日は一年半ぶりぐらいに、嫁さんと二人で畑仕事をした。
 前日までの予報では終日雨のはずだったが、そんなことはまったくなくて、暖かな春のいい一日だった。
 写真は、去年植えたクロッカス。
 芝生のあちらこちらに雑草がぽつぽつと生え始め、庭の片隅のフキノトウやらクロッカスやらが咲き始めると、ようやく春が来たんだなという実感が湧く。

 三年前、この土地に越してきたばかりの頃は、春野菜と秋野菜と、結構意気込んで畑作りをした。
 でも二年目(つまり去年)は、四月中旬ぐらいから演劇の稽古が始まって、とても畑どころではなかった。
 秋には、春夏と演劇にかまけていたぶん、薪割りに忙しかった(うちのリビングには薪しか暖房がない)。

 でもとにかく、今年はまた畑を作ることにした。
 去年の秋に野菜が高騰して困った記憶があるし、せっかく広い土地に越してきたのだから、簡単に作れるものぐらいは、やはりなんとか自分の庭でまかないたい。

 僕が作る野菜選びの基本は、
 1.日常的にひんぱんに食べるもので、
 2.一度種を蒔いてしまえば草取り以外は特に手入れの必要もなく、消毒の必要もないもので、
 3.ほとんど失敗なく、誰にでも栽培でき、
 4.でも店で買うと、わりと値段の高いもの
 である。
 ようするにネギ、春菊、ほうれん草、じゃがいも、大根、ミニトマト、あたり。

畑1 というわけで昨日は荒れ放題の土地の草取りに半日近くかかった。(左の写真は作業前)
 その後、耕耘、肥料まき、耕耘。
 本当なら普通は先に石灰を蒔くところだけれど、冬の間ほとんど毎日のように薪ストーブの灰をまいているので、それは省略。
 その後、さっそくじゃがいもの植え付け。
 
 肥料をやったあとすぐ植えるのはいいことではないが(よくないことだが)、まあそれほど強い肥料でもないし、まあまあ大丈夫だろうということで、気にしない。まあ、じゃがいもだし(とくに根拠のない判断だが)。
 なにしろ、僕の畑づくりはとても適当なのだ。
畑2 とりあえずここまでで、ほとんど丸一かかった。
 来週は出来ればネギを植えたい。その他もろもろの種を蒔くのは、4月中旬以降の予定である。


 畑仕事をしている間、僕のすぐそばで、乾いた埃だらけの土の上でコロコロと転がって喜んでいたマキを、夜、風呂に入れた。
 うちの猫は、赤ん坊の頃から何度も入浴させているおかげで、今ではお湯を怖がらない。
 風呂が「好き」とは言わないまでも、洗ってやっている間は、おとなしくじっと目を細めて「しょうーがねえなあ」という感じでいい子にしている。
 写真は、風呂上がりの少し後、僕の膝の上で毛布にくるまっているマキです。
マキ
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March 21, 2005

春の気配

 ここのところ忙しくて、ほとんど土曜も日曜もなく毎日会社へ行っていたのだが、今日はとにかく半日で仕事を切り上げて、午後は嫁さんと庭の手入れをした。
 いつもの休日と同じように、嫁さんと二人で本屋でもぶらついて、スーパーで晩飯の食材でも買って、ほかには特に何もせず帰ってくる・・・というパターンでいいかと思っていたのだが、あまりにも暖かくていい天気だったので、ちょっと庭仕事でもしようという気分なった。
 
 近所の植木屋に行くと、すごくかわいいオールドローズがあったので、衝動買いする。1本2,500円で、白と、白にいくぶんクリームがかった上品なもの、2本を買い、その他肥料やら、キキョウの球根やら、いろいろ買う。しめて8,600円。
 こんなにいい天気じゃなかったら、そんな出費をする予定などなかったのだが。でもまあすごく良いバラだったから、良しとしよう。
 
 家に帰って買ったばかりのバラを植えつつ、芝生のあちこちに顔を出してきた雑草を半日かけてプチプチと抜いた。
 おかげでだいぶまともな芝生になった。
 
 あと一週間もすれば、本当に文句なく春が来る。
 今年はなんとか畑を作りたい。バーベキュー用の囲炉裏もレンガで作りたい。
 嫁さんは「大きなトマト」を作りたいと言う。
 大きなトマト。
 なんだかよくわからないけど、うまそうである。

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March 07, 2005

ハーブティ

ハーブティなんだか最近嫁さんがはまりだしたハーブティ。
写真はいろいろなハーブティのミックスだそうで、嫁さんオリジナル。
 試しに飲ませてもらったけど、まずかった。

なんでいきなりそんなものにはまるんだろうか?
よくわからないけど、たぶん健康にいいとかなんだろう。
 でもこれを飲むぐらいなら、コーヒーか、梅昆布茶でも飲んでいた方が僕はいい。
 薪ストーブの上で、鉄瓶でカンカンに沸かしたお湯で入れる梅昆布茶は、実に美味しいです。
ちょっとどこか雪国のおっちゃんぽいけど。

 考えてみたらそろそろホワイトデーである。
 いつ買い物に行こうかな?
 それよりも、何を買えばいいのだろうか。
 バレンタインの時焼き物のコーヒーカップもらったし、クッキーとかだけじゃなくて、何かちょっとしたセンスのいいものを買ってあげたいと思うのだが。

うーむ。

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March 01, 2005

インフルエンザの気配

 僕の会社では今インフルエンザが猛威をふるっている。先週あたりから何人もバタバタ休んでいる。
 会社だけでなく、世の中全体でけっこう流行っているようだ。
 
 ずっと平気だった僕も、いつもすぐそばで仕事をしている若専務がついにインフルエンザにかかったおかげで、今日の午後あたりからなにげに体がだるい。
 ちょっとやばそうな気配である。伝染(うつ)されてしまったような予感がひたひたと、頭の奥のドアをノックしている。
 ここのところ仕事も激務が続いているし、体を壊さないうちに、ちょっとゆっくり休養出来ればいいのだが。
 しかし年度末だし、なかなかそうも言っていられない。
 
 ブログでいろいろと書きたいこともあるのだが、とりあえず今日は早く寝ます。
 「人は結婚しなくても本当に幸せになれるのか?」はまた後日。
 出来ればまあ、明日にでも。
 しかし我ながら、よく働いた一日であった。


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February 23, 2005

ヒデ、新入社員を叱る

三日前に、27歳の男の子が、総務部の僕の直属の部下として入った。
 僕よりも5つ年下。
 友達のみどりさんやコタと1つ違いぐらい。
 
 僕は今までほとんど「部下」というものを持ったことがなかったのだが、誰かに何かを教えるということ、誰かの上司になるということが、こんなに疲れるものだとは思わなかった。
 それにそういう一般論的な疲労に加えて、今日入った子は、これがまた特別難しい子なのだ。
 
 僕だってさんざん好き放題、我が儘放題やってきたし、今だってそうなんだけど、彼はおそろしく実直で真面目なわりに、何か根本的な部分でズレてるというか、社会生活に適応できていないというか、僕から見てもちょっと信じられないぐらい、なにか致命的に常識に欠けている部分がある。ただひたすら心がまっすぐという点はあるいは彼の美点かも知れないが、
臨機応変とか、融通とか、そういうものがまったくきかない。
 見ていると、「おまえは海兵隊かグリーンベレーか」というぐらいである。
 まったく、最近の若いのは・・・とつい言いたくなってしまう。
 僕なんか本当にいい加減で、適当で、融通だらけなのに。
 
 それで入社三日目の今日、あることがあって、僕は彼をしこたま叱り飛ばしてしまった。
 僕はふだんそれほど怒るほうではない。怒ったとしても、それを面と向かってあらわしたりするタイプではない。
 多少頭に来ることがあっても、出来るだけ穏便にすませようとするし、もしどうしても我慢できないほど腹が立った場合は、以後その人間とは出来るだけ関わらないようにする。まあお互いに価値観も何もかも違うことだし、喧嘩してみたところでそれがどこかで交わるわけでもないだろうし、もめるだけ、口論するだけ、ただのお互いの消耗じゃないか、と思う。
 しかし今日は会社に入って約10年ぐらいのうち、もっとも誰かを叱り飛ばした日であった。
 自分でもちょっとびっくりするぐらい。まさに堪忍袋の緒が切れた、という感じだった。
 細かいことは書かないけれど、その男の子を「ちょっと来い」と言って体育館の裏へ(たとえです)
呼び出して、「てめえ、何考えてんだ、とぼけんじゃねえぞ、こら」「おまえ入社して三日目で何様だと思ってんだ。
いいか、俺が黒と言ったら白いものだって黒なんだ。会社とはそういうとこだ。わかったか、こら」「いまのおまえの態度じゃ、この先一緒に仕事なんか出来ないぞ」
・・・と、いやあ、とにかく怒った怒った。
 こういう風に書くとなんだかとても、ただのガラの悪いお兄さんみたいだけど、僕にだって、それはやむにやまれぬ理由、事情があったのです。

 しかしおかしなもので、思わぬ僕の怒りに触れ、数分間にわたりグサグサと精神的欠点、弱みをえぐられた彼は、それで妙に感服してしまったらしく、三十分ぐらい後で「先輩、さっきはすいませんでした」
「先輩、これやっときましょうか」としおらしく、腰低く近寄ってきた。
 それもなんだか気持ちが悪いけど。
「ヒデさん、どうしたら僕はみんなとうまくやれるんでしょうか。何がいけないんでしょうか。教えてください」
「・・・・・・」

 ・・・というわけで、なんだかこの三日間、本当に疲れ気味です。


February 20, 2005

たぬ公あらわる

昼ごろ、部屋でパソコンに向かっていたら、嫁さんが「ちょっとちょっと」と呼ぶ。
 「なんだい」と聞いても、「いいから早く」としか言わない。

 行ってみると、我が家の庭に”たぬき”がいた。
 どおりで、さっきからうちの愛犬フラニーが吠えていたわけだ。

たぬ公01 うちの近所には、たぬきも出るしきつねもよく出る。春先になると、すぐ近くをキジがケンケン言いながらのんびりと歩く。
 もちろん猿もいるし、シマリスもいる。猫は・・・うちのマキ以外はめったに見ない。

 でもこんなに真近で、のんびりと何かを食べるたぬきを見たのは初めてだったので、記念にと思ってそうっと写真を撮ってみた。
 たぬきはこっちの気配にはまったく気づいていない様子である。
 マキも窓枠のところに上り、じーっと息をひそめて、写真を撮る僕の顔のすぐ横で、たぬきの挙動を見守っていた。
 
 見たところ、まだ子だぬきのようだ。
 大きさから言って、たぶん去年の秋ぐらいに生まれたのだろう。
 我が家の庭先をほじくり返して何かを一所懸命食べている。
 そんなところに食べるものなんてあるのかな?と思って嫁さんに聞いてみたら、生ごみ処理機で処理しおわった後のゴミをそこに捨てたということである。

 子供ながらに苦労してるんだなあとちょっとあわれに思ったので、冷蔵庫からシャウエッセン・ウィンナーを持って来た。
 驚かさないように注意しながら玄関を出て、たぬきのすぐそばにウィンナーを放ってやる。

たぬ公02たぬきはこちらに気づいたが、特に逃げようともしなかった。僕の顔を見て、のっそりのっそり山の方へと歩きはじめる。
 でもウィンナーにはいっこうに気づかない。

 僕は「たぬ公、おい」と呼びかけながら、その後をついていった。
 僕が少し足を速めると、向こうも少し足を速める。
 せっかく、ひもじいたぬきにちょっとでもマシなものを食べさせてやろうとしているのに。
 なんで人の親切がわからないのか?

 狸はまったく後ろを振り返ろうとしないので、僕はウィンナーを狸の鼻のほんの少し先に落とすように投げてやった。
 ようやく気づいて、ウィンナーを口にくわえたたぬきは、いきなり一目散に山へ向かって走っていった。

 そんなに急いでウィンナーを持って逃げなくたって、おとなしくしていればもう一本あげたのに。
 もう少し人を信用することを覚えれば、もう少し心をリラックスさせさえすれば、君はもっとずっと楽に生きられるはずなんだ。

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February 17, 2005

ダウン

この間引いた風邪が、どうやら治っていなかったようだ。 
 朝から一日中、頭が痛い。
 ゆうべ一人でがぶがぶ酒を飲んだせいかと思ったが(そういう気分だったのだ)、午後になっても痛みがおさまらないので、どうもそうじゃないらしいことに気づく。
 
 三時ぐらいから、異様な寒気。その後薬を飲んだせいで、今も頭が不自然にぼんやりしている。
 痛みだけが強制的に封じ込められ、こめかみの上あたりが過度の集中の後みたいに奇妙に火照り、体の各パーツが、自分のものであるような、ないような。
 分裂感。浮遊感。
 なにかにじっと視線を集中させることが出来ない。
 
 
 ・・・こんなことだらだらと解説している場合ではない。寝よう。


February 15, 2005

バレンタイン

 書くのが一日遅れたが、昨日はバレンタインということで、嫁さんからプレゼントをもらった。
 朝起きるとリビングのテーブルの上に、Royce'のチョコレートと、焼き物のコーヒーマグがあった。
 目覚めたらそこにプレゼントがある。なんだかクリスマスみたいである。
 
 結婚してまだ二年半とはいうものの、付き合いだした頃から数えればもう六年はたつし、嫁さんも、僕の趣味はだいたいわかっているようである。
 このマグは結構気に入った。サイズも大きいし、これなら毎日コーヒーをがぶ飲みする僕にはぴったりだ。
 
 大人になったということなのか、あるいはただ単に年をとったということなのか、それとも単純に趣味が変わっただけなのかよくわからないが、最近僕は妙に、地味で品のいい焼き物系のカップや皿やグラスにひかれる傾向がある。そういうのを店先でふと目にすると、いいなあ、欲しいなあ、と思う。いいものはやはり結構高いから、だいたいあきらめてその場を通り過ぎるだけだけど。
 ということで、嫁さん、バレンタインのプレゼントありがとう。
 大事に使わせてもらいます。
 
 ところで、僕は昔から、こういう”何かの日”というのが大好きである。
 誕生日、クリスマス、バレンタイン、結婚記念日、などなど。
 今日はいつもと違う、特別な日なんだという高揚感が、その日一日ずっと、楽しい気持ちにさせてくれる。
 そしてプレゼントをあける時、また相手が自分のあげた箱の中身を見る時というのは、本当にわくわくする、楽しい瞬間である。僕にとってそれは、人生における温かな良き一日、ささやかだが、至福の瞬間である。
 
 僕がとくに好きなのはクリスマスで、またクリスマスにかかる曲も好きなものがたくさんあって、昔はよく一年中、季節なんてまったく関係なしに、カーステレオでクリスマスの曲ばかりかけていたりした。
 そうすると、なんだかわくわくした、陽気な気分になれるし、ちょっとしんみり感傷に浸りたい気分のときは、坂本龍一の「戦メリ」でもかけておけば良い。
 
 まあ僕は基本的に、祝い事、お祭り騒ぎ、みんなで集まって飲むときに盛り上がる口実、が大好きなのです。
 とにかく記念日がやたら好きな男、という風に区分けされるなら、間違いなくその部類ですね。
 我が家では愛猫の「マキ」の誕生日も、愛犬の「フラニー」の誕生日も、ちゃんと盛大に祝っています。

 
 
追記
 コタのブログにコメントしてたみどりさん、僕みたいに、とにかくイベント大好き男というのも、世の中には少なからずいます。そういう男って、結構多いんじゃないかな。
 二人が付き合いだした日とか、初めてなになにをした日、どこかへ行った日、というのをもし彼がよく覚えているようだったら、間違いなくこのタイプですね。
 もしもそうだったら、「バレンタインは誕生日とか他のイベントとくらべると格段にやる気がそがれる」などと言わず、しっかり彼氏を楽しませてあげて下さい。
 それにしても、「いつもあげてるじゃん!」とか、「別にその日じゃなくても!」というモノの言いようは、なんだかみどりさんがしゃべってる姿が目に浮かぶようで、面白かったです。
 でも僕の知る限り、”彼”はまちがいなく記念日に弱い男です。たとえ毎日必要十分な愛情やらチョコやらをみどりさんからもらっているとしても、特別な日に何かをもらうことで、ついホロっとくるタイプです。
がんばってね。
バレンタインは終わっちゃったけど。

 ※「セールスマンの死」の続編は、また後日ということで。誰も期待してないかも知れないけど。


February 11, 2005

ふふ

 今日はあるたくらみに夢中でした。
 おかげでまだ夜の九時半だというのに、結構疲れ果ててます。
 たくらみとは何なのか、近日公開予定。
 というわけで今日のブログはさっくりと終了。
 友人の”本当の真犯人”くんがブログを開設したようですので、ご紹介します。
http://blog.goo.ne.jp/haru_y2k_123456
 それから友人のこたろーも。
http://blog.livedoor.jp/kota1022/
 どちらも応援してやって下さい。

 それから、「オンタイム?!」に去年客演として出演させてもらった
「芝居の会」も。友人のみどりさんが運営しています。Dialyのスペースを、ブログに変更したばかりです。
http://members12.tsukaeru.net/kpom/index-2.html

 以上3つのサイトを、当ブログに勝手にリンク貼らせていただきました。
 
 では、Good Night。おやすみなさい。


February 07, 2005

七人のこびとたち

 今日は保険の講習二日目。
 これで講習は終わりで、いよいよ来週が試験である。

 今日の先生はSさんという女性で、ぱっと見たところまだ二十二か三ぐらいの、ほっそりとして小柄でとてもかわいい人だった。
 すごく若そうなのに、てきぱきとしていて歯切れが良くて、声だけ聞いていると、よく出来た銀行員かホテルの受付嬢か、冷静で頭の切れる女子アナみたいだ。すごくしっかりしている。とにかく、とても仕事の出来そうな人である。
 テキストを読んでいても、かなり難しい漢字もすらすら読む。
 途中で、今読み終わったばかりの部分について、自分の言葉でわかりやすく説明してくれた時、「−−このような文言(もんごん)は・・」というようなことを言ったので、僕は結構びっくりした。
 この年になったって、そんな美しい日本語はめったに(いやほとんど)使わないのに、この子は本当にすごい。
 別に皮肉で言っているわけではなく、嫌みでもなく、僕は本当に、真剣に感心してしまったのである。

 しかし講習が始まって一時間ほどたって、Sさんがテキストを音読し、
「(保険の中の用語の意味として)”大人”とは18歳以上の者を言い、”こびと”とは18歳未満の者をいう」
と言ったところで、僕の頭の中を、七人のこびと達が50人ぐらいさっと横切った。

 こびと?

 ・・・・・・

  でもSさんはとても一生懸命だし、いちいちあげ足をとって指摘するのもどうかと思ったので、僕はそのまま黙って聞いていた。
 一時間後、再びSさんが「先ほども説明しましたように、18歳以上はおとな、18歳以下はこびとという計算のしかたをしますので」
 と言ったとき、今度は200人ぐらいの七人のこびと達が僕に向かってやってきた。

 16歳の女の子が、ハシが転がっても笑いが止まらないように、僕もあまりにも多くの七人のこびとたちをイメージしてしまったせいで、ついに笑いをこらえきれなくなった。
 だって200人の七人のこびとですよ。
              
                                             七人のこびと僕は仕方なく、「申し訳ないのだが、それは”こびと”ではなく、”こども”ではないでしょうか?」というと、Sさんは冷静に、「ああ、やっぱりそうですかね」とうなずいていた。
 しかしものすごく冷静なのに、ほんのりとその頬が赤く染まっているところが、なんとも言えず素敵である。

 とにかくおかげで、そんなささやかなことで、僕としてはなんだか気持ちが明るくなったし、その後、休憩ごとにSさんとわりと気楽に楽しくおしゃべりが出来たりして、今日一日、とても楽しく講習を受けさせて頂きました。
 Sさん、ありがとうございました。
 本当に、決してSさんを馬鹿にしているとかそういうのではないので、誤解しないで下さい。それにそういうのって誰にでもあることです。僕だって「人気のない公園」を、何度「にんきのない公園」と読んだかわかりませんし、台本の中の「兎に角」という言葉を「うさぎにつの」と真剣に読んでみんなに笑われました。あれは本当にはずかしくて、今でもよく覚えています。誰だってそういうことをたくさんしてるんじゃないかな?

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 とにかく、楽しい一日でした。



February 04, 2005

節分と、鬼になったマキ

 マキ01

昨日は節分だったので、嫁さんと二人で豆まきをした。
 何日か前から、「2月3日には豆まきするわよ」と言われていたのである。
 豆まきなんて、小学生以来だ。

 うちには子供がいなくて、嫁さんと僕と犬と猫、四人家族である。
 僕に鬼になれと嫁さんに言われたが、そんなの嫌なので、かわりにうちの愛猫マキに鬼になってもらった。
 薪ストーブの横のソファで丸くなっていたマキに豆を投げると、怪訝な顔で、「なんだい、なんなのさ?」とびっくりした顔でこっちを見て、投げた豆の行方を興味深そうにじっと睨んでいた。
 その表情やしぐさが、なんとも言えずかわいい。
 あんまりかわいいので、もっと豆をぶつけてあげた。
 もちろん、痛いほど強くじゃないですよ。

 マキに豆を投げ終わった後、寒いのを我慢して玄関の外に出て、積もった雪でかすかに明るい夜の薄闇の中へ、
嫁さんと二人で大きな声で豆を投げる。
 これで一年間、我が家が安泰だといいのだが。

 今日は立春。
 毎日厳しい寒いさだが、もうあと一月もすれば、春がやってくる。
 春が来たら・・・野菜の種もまきたいし、芝も張りたいし、木も植えたい。
 レンガを敷いてアプローチを作りたいし、友人が集まったときのためのバーベキュー炉も作りたい。
 そういえば、去年強風で吹き飛んだ薪置き場の屋根も直さなければいけない。
 さて−−リストのうち、今年はどこまでやれるだろうか?

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February 02, 2005

早起きについて

 年が明け、”新年の誓い”のようなものを立てても、たいていは実現しないものだ。
 いやそんなことはない、立てた誓いは必ず実行しているし、途中で挫折してしまうこともない、という世にも奇特な、最愛の連れ合いを失ったばかりの未亡人のような岩のように硬い精神力を持っている人だって中にはいるのだろうが、僕はだめである。だいたい一月か二月もすれば、自分でも何を誓ったのかすら忘れてしまう。
 そして「こんなことではだめじゃないか」と、いつも反省することになる。

 そもそも、新年の誓いというのは、ほとんどの場合一時の熱に浮かされたただの願望であったり、単に夢のような美しい憧れであったりする。それが実行されるにあたって生じるリスクや、生活の変化に伴う不便といったようなことを、ほとんど考慮されていない。
 本当の”決意”というものは、もっと現実的な、必要にせまられた、切実なものであるような気がする。
 
 にもかかわらず、僕は毎年、懲りずに誓いを立てている。
 生活習慣の改善から始まって、一年間の予定や、計画。
 書いたもののうち、実行されないもののほうがはるかに多いし、それは自分でもよくわかっているのだけれど。
 
 しかし今年に入って、今までとは違い、初めて実現したことがあった。
 それは”可能な限り、毎朝四時に起きる”というものである。
 この”可能な限り”というのは、誓いとしてはかなりあいまいだが、たとえばどうしても飲み会で遅くなってしまったり、どうしてもその日のうちに片付けておきたい仕事があって寝るのが遅くなってしまった、という日以外は、
だいたい四時か、遅くても五時には起きるようにしている。
 この辺りもとてもあいまいで、「誓いが実現した」というほどのこともないじゃないかと言われれば、まあそうかも知れない。
 でも今まで七時十五分頃まで寝ていて、七時半に始まる会社に大慌てで出かけていた僕としては(会社まで車で五分)、ずいぶん大きな進歩である。

 それにこの”あいまいさ”が、僕にとってはかえっていいような気がする。あまり大それた、がんじがらめの目標を立てると、約束を果たせなかった時、それに対する挫折感も大きいからだ。
 そして、一つほころびが生じると、その後はもうずるずると、なし崩し的に駄目になっていってしまう。そして、こりゃもう駄目だな、とあきらめてしまうことになる。
 
 とにかくおかげで、朝早く起きるためにだいたい夜十時には寝るようになって、テレビの連続ドラマなんかもほとんど見なくなってしまった。仕事から帰ってくると八時過ぎということがほとんどだし、それから晩ご飯を食べたり風呂に入ったり、あるいはこのブログを更新したりしていると(いつも長い文章でどうかと思うが、でも僕は書くのは早いのだ)、それ以外のことをする時間なんてほとんどゼロである。

 まだ暗いうちに起きて、何か自分のやりたい作業に没頭し、窓の外で白々と夜が明けていくのを横目で眺めるという一日の始まり方は、なかなか気分のいいものだ。夜はどうしても酔っ払ってしまって、遅くまで無理して起きていても、さほど作業がはかどらないということもあるし、朝四時からの二時間半ぐらいの時間というのは、まったく100%、自分だけの自由な時間である。嫁さんも寝ているし、誰もやってこないし、電話もかけてこない。本当に完全に、自分だけの世界に没頭できる。
 これはなかなか普通では得がたい時間である。そして、なにか一日のいいスタートを切ったなという感じがする。
 
 というわけで今年の新年の目標。
 「可能な限り、毎朝四時に起きる」
 これをなんとか一年間、続けたいものである。
 


February 01, 2005

今日の出来事

 今朝起きてみたら、すっかり景色が白い。
 この間降った雪がやっと溶けて喜んでいたのだが。
 僕が住んでいるところは周囲一面、見渡す限り野原で、遠くに小さな森と、高い山が見えるほかは、ぽつぽつといくらかの家が見えるぐらいである。
 一番近い民家まで200mぐらい。ほかには文字通り、何もない。
 公道と呼べそうな細い道に出るまでに、約50m。
 
 こういうとてつもない田舎に、僕は好んで土地を買い、家を建てたわけだが、夏はたしかに素晴らしく気持ちのいい場所であるかわりに、冬は、この50mの道を自分と嫁さん二人で雪かきしないといけない。
雪が降れば、生活のすべては雪かき中心に調整されることになる。
 だから雪が降るということは、僕らにとってはかなり一大事なのである。
 
 結局今日は終日雪だった。
 心配したほど大量には降らなかったが、全国的な寒波が来ているようで、夜はどこもかしこもツルツルに凍っていた。
 またこの雪が溶けるまでには、しばらくかかるのだろう。
 
 そういえば、久しぶりに九州の知り合いの女の子と電話で話した。
 四年か五年ぶりぐらいだった。
 知り合った頃、その子は大学在学中で、児童心理学の勉強をしていた。
 僕もそういう心理学系の話題は好きなほうだから、やれフロイトやら、ユングやら、箱庭療法やらについて、結構夜遅くまで夢中で話した覚えがある。
 しかしそれにしても、本当に久しぶりで、懐かしかった。
 その子は今、小学校の先生をしている。

自宅01

 
 
 
 
 
 
 
 
自宅02
 
 
 
 
 
 
 
 
夏の我が家
夏の我が家


January 28, 2005

今日も飲み会

 今日も会社の飲み会だった。
 会社の取引業者の方たちで組織する、”協力会”というのがあるのだが、僕は去年から、その事務局なのだ。
 その協力会で3月に横浜に旅行に行くというので、今日はその第一回目の打ち合わせ。その後、焼肉へ。
 
 たった今帰ってきたところなのだが、こう毎日飲んでいては、帰ってきてもほとんど何も、まともに手につかない。何もまともに考えられない。
 
 明日は、組合の新年会である。またしても、飲まなければならない。
 1月に入ってから、こういうお付き合いが本当に多すぎる。
 なんで大人になると、こういう付き合いがやたらにあるのだろうか?
 確かにちゃんとした、必要十分な会合もあるのだが、こんなのただの人生の無駄遣いじゃないかと思われる会合もたくさんある。田舎に住んでいると、そういうのがやたらに多い。
 やれやれ、年は取りたくないものである。
 まあ、焼肉はうまかったけど。
 
 というわけで、明日は、ついに寿司である。


January 27, 2005

飲み会

 今日は会社の旅行委員の引継ぎで、飲み会。
 僕は去年の幹事の一人で、会計だった。
 いつも六月の中旬が社員旅行で、去年は草津温泉へ行った。
 ちょうど前回の芝居「オンタイム!?」の稽古中だった。このサイトで使っている”ヒデちゃん”という名前もその時の役名である。
 なんだかつい最近のことのようだ。あれは、いろんな意味で、楽しい芝居だった。
 
 二十五を過ぎると、時間というのは本当に、あっという間に過ぎていく。
 やりたいことはつきないのに、時間は容赦なく過ぎ去っていく。
 そして階段を上がり、三十という踊り場に出ると、自分がいずれ着地すべき場所について、どのように着地するかについて考えるようになる。
 アマチュアの一役者としても、青年を演じることが出来るのは、たぶん現実的にはあと数年なのだろう。
 
 別に暗くなっているわけではない。
 ただ、何かの折に、ふとそんなことを考える。
 うーん、飲みが足りないかな。

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January 25, 2005

風邪をひく

 ひどい風邪をひいた。昨日は定時で仕事を切り上げ、夕方六時にはベッドに入ってしまった。
 しかしいくら布団や毛布をかぶっても、寒くてしかたがない。骨の奥の方から、きりきりと震えがくる。
 嫁さんが熱を計れというので、計ったら38度3分だった。

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January 20, 2005

熊の肉を食べる

 はじめて“熊”の肉を食べた。会社の取引業者の人が、山へ猟に出たら、目の前に熊がひょっこり現れたので撃ったのだという。
 ふーん。
 ほかに言いようがない。

 実際に食べてみると、わりとやわらかくてクセもなく、普通においしかった。豚肉と牛肉をかけあわせて、それを濃厚にしたような味だった。
 でも話を聞いてみると、醤油や砂糖で味付けし、巨大な鍋で丸一日半ぐらい煮込んだのだという。
 ・・・・・・・・・。

 しかし熊とは。おそるおそる口に入れたのだが、中国へ旅行にでも行って、「この犬の肉、おいしいからさ、食べてみなよ。ほんとだって、おいしいんだって。だまされたと思ってさ」
と、すすめられているような気分だった。
 あなたは熊の肉を食べたことがありますか?僕はあります。

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