February 04, 2006

映画「プライドと偏見」サウンドトラックを買う

03「プライドと偏見」サントラ







 少し前にAmazonからギフト券約1,000円分が届いたので、さっそくそれを利用して、欲しかった「プライドと偏見」のサントラを買った。

 このサントラの1曲目が、映画の冒頭、愛読書を小脇に抱えたエリザベスがベネット家に帰宅する場面で流れてくる曲であり、この映画のメインテーマでもある。印象的な美しい曲で、映画の雰囲気や感動がはっきりと思い出される。

 サントラに付属の解説によれば、作曲にあたりジョー・ライト監督は、ダリオ・マリアネッリにベートーヴェンのいくつかのピアノ・ソナタを参考に与え、マリアネッリは18世紀末、ジェーン・オースティンとその家族がおそらく耳にしただろうと想像される音楽を書いた、ということだ。
 書き上げられた繊細で美しい曲は、撮影の間も映画に大きなインスピレーションを与えることになった、という。


01「プライドと偏見」サントラ 13曲目、「ダーシーの手紙(DARCY'S LETTER」ではそれまでの雰囲気と大きく変わり、ダーシーから突然の求婚を受けたエリザベスの、激しい混乱と心の揺れが描かれる。鼓動が高鳴り、一種のパニック状態がやってくる。
 エリザベスの断固とした拒絶、ダーシーとのぶつかり合い、その後パニックが収束していくにつれて、自分がとった態度の後味の悪さ、解決のつかない混乱、自己嫌悪、哀しみ、などエリザベスの複雑な胸中が表現される。
 すっきりとしない重い余韻が残る。

 14曲目「キャント・スロー・ダウン」ではまた雰囲気はガラリと変わり、イギリスの民俗音楽的なバイオリン中心の陽気で楽しい音楽。
 15曲目「冷たい手」では「ダーシーの手紙」を基調とした曲に戻るが、曲が進むに連れてエリザベスが自分自身の偏見の愚かさに気づき、ダーシーという人物を再発見していく過程が描かれる。


02「プライドと偏見」サントラ やがて16曲目「ミセス・ダーシー(MRS. DARCY)」で再び冒頭のメイン・テーマをベースとした曲。
 誤解がとけ二人の思いが通じ合い、互いに対する愛を確認しあう。穏やかで幸せな光が満ちて行く。
 17曲目ラスト「エンド・クレジット」。静な愛情に満ちた二人、平和、家族の幸福な未来が暗示される。

 サントラ全体的にはベートーヴェンのピアノ・ソナタを参考に作られたピアノ曲、劇中に登場する舞踏会の音楽から成り立っていて、映画の舞台である18世紀末のイギリスの美しい自然や田園風景の情景に包まれた、穏やかで情緒あるクラシックCDにまとまっている。

 僕としては、何かデスクワークをしている時にBGMとして流すにはうってつけのCD、という感じだ。
 曲自体とても美しいし、耳に心地よく、あまりでしゃばりすぎず、手元の仕事を邪魔しない。
 気分穏やかになれるし、目の前の仕事に集中できる。
 そして時々、はっと顔を上げ、曲の旋律に込められたものに耳を澄ます。
 いいサントラだと思う。

 さっそくiPodにも入れて、仕事の空き時間や移動時間にも堪能している。
 良かったら、是非聞いて見てください。
 おすすめです。

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映画『キング・コング』オリジナル・サウンドトラック

映画『プライドと偏見』オリジナル・サウンドトラック


音楽は「In The World」でベルリン映画祭金熊賞を受賞した実力派ダリオ・マリアネッリ。そしてピアノを担当しているのがフランスの貴公子ピアニスト、ジャン=イヴ・ティボーデ。
『ピアノ・レッスン』を髣髴とさせる美しいスコアが展開されます。

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音楽をポケットに入れて持ち運ぶことを可能にしたiPodが、ビデオにも対応しました。新しいiPodは最大 15,000 曲、最大 150 時間のビデオを収録できます。



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