January 24, 2006

美しい夜空

 今日も残業で、帰ってきたのは九時過ぎだった。
 いつもと変わり映えのない一日。また一日が終わり、夜が来た。
 簡単な夕飯を食べ、ビールを飲み、風呂に入って、ビールを飲む。
 そして日記を書き、気が向けばブログを更新する。
 それで今日一日も終わり。

 そんなことを考えながら、家に着き、車から降りると、ふと見上げた夜空のあまりの美しさに呆然とした。
 満天の星、というとなんだか言い方が陳腐だが、そんな感じだった。
 なんて数の星だろう、と思いながら、しばらくの間、僕は星を見上げていた。
 大量にばらまかれた星々の中に、くっきりとオリオン座が見える。そのほかの星座のことは、残念ながら僕にはよくわからない。
 じっと星を見ていると、その向こうの、広大な広がりと奥行きを感じ取ることが出来た。
 宇宙は広い。

 月は出ていなかったが、目が慣れてくると、星の明るさだけで十分周囲の景色がくっきりと見えるようになった。
 こんなにたくさんの星空を見るのは、ずいぶん久しぶりだ。おそろしい数の星だった。

 たとえ僕が今いなくなっても、世界はただひたすら、営々と回り続ける。
 当たり前のことだけれど、星を見上げながら、そんな気持ちになった。
 「砂漠だけが生きてるんだ」というディズニー映画かなにかの一説を思い出した。人も、虫も、動物も、みんな死ぬ。本当に生きているのは、砂漠だけなんだ。

 別にセンチメンタルになっているわけではなく、そして別に僕自身がいなくなろうと思っているわけではなく、ただそういう当たり前のことを、時にははっきりと自覚することが大切なことのように思えた。
 なんとなく、そんな気がした。
 
 こんな風に、一人で夜空を見上げるのは何年ぶりだろう。
 今日一日の、少しだけ良かった出来事。

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jailz at 21:41│Comments(0)TrackBack(0)日記 

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